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Dirty Pretty Things 7/28
サイン会終了後、4人の退場を見届けた後、すぐさまグリーンへ。
屋台の裏を通る4人を追いかけていった方々たくさんいらっしゃいましたね~。わたしもできるだけ追いかけてみたかったけど・・・これもライブをできるだけ近くで見るため・・・・我慢我慢。
グリーンに到着して(もちろん競歩で)普段では考えられないような機敏な行動で左スクリーン近くの最前をゲット。

それからアジカンを見て(見るの2回目だったりする)メンバーが着ていたcribsTシャツに反応したり、友達とお話したりして時間を待つ。
途中から緊張でわたしの口数が減る。この後に及んでまた緊張が襲ってくるなんて....ああ。
そうそう、サウンドチェック時にうれしいことがありました。
Gary兄さんが登場して自らドラムのチェックをし始めまして、遠いながら「にいさーん」と
エールを送っておいた。兄さん素敵(ほれぼれ)

17:30開演時間を少し過ぎたところでSEが止み、期待と興奮が混じった歓声が上がる。
ついに4人の登場です。固唾を呑んで出てくるのを見守る。





4人がステージに姿を現す。さっきまで目の前でお話していたのが嘘みたい。心臓がばかみたいに高鳴ってきてどうしようもなくドキドキする。
ずっとずっとこのときを待っていたよ。
あなたの歌う姿が見たくて、見たくて。どのバンドのライブを見ても、それぞれ最高だったけど、
やっぱりあなたがいるステージを見ているのと、それとは全然違って。
特別すぎる存在なんだなって改めて確信しました。

と、わたしが感傷にひたっている間に、みんな準備を終えていよいよ1曲目!
やっぱり、始まりはDeadwoodから。イントロからカールの歌に入るまでがなんともかっこいい。かっこいい。それから流れ込むようにa way away!の合唱(になってたよね?)。
その後はアルバム順にDoctors and Dealersで、そのときわたしはなぜか「アルバム曲順だよおおーー」って叫んだ気がする。この時点でおかしくなってきました。
この曲はdidzとAnthonyもかな、コーラスの部分があって、どうしてもそこを一緒に歌いたかったんだけど無理だったよ。。

混乱した頭でも、いろいろ冷静に見ていた面もありました。
まずはCarlosの最近の定番ファッションのユニオンジャック腰巻。生腰巻!日本で巻いてくれてありがとう!(?)
そしてAnthonyの服装。サイン会と違うなって思ってみてたらなんと、DPTで初めてNMEに登場した時のちょっと恥ずかしいあの十字架Tシャツじゃない!まさかこれも生で見れるなんて....
この2つの発見でわたしはというと大興奮でした.....

始まってからわたしはなにがなんだかわからないくらい飛び跳ねてたので、
何曲目だとか全然数えられなかったんだけど、Didzメインのyou fuckin~(ライブ盛り上がるよね~。ホントに何回聴いてもかっこいいし、テンション上がっちゃう。)の後、
CarlのMCが入る。彼の呟き英語はほとんど聞き取れない.....と思ってきいていたら
「the libertines」と私の耳が聞き取った。
え・・・・・まさか・・・・・

「Death on the stairs」 聞き間違いだと思いたかった・・・・

聞き間違いではなく、あのイントロが流れ出す。大好きな大好きな大好きな、もう大好きなんて言葉があてはまらないくらいすきな、この曲。
DPTのアルバムが発売されてからのgigでもこの曲は必ずやっていて、今回もきっとやるんだろうな、って覚悟はしてたつもり。でも無理だったよ。ステージが見えなくなるくらいに涙が次から次へ溢れてきて、表現できない感情が体中をかけめぐって、もうわけがわからない。
自分でもうれしいのか悲しいのか感動してるのかわからない涙に戸惑ってた。本当は心から彼らのライブを楽しみたいのに、こんな感傷的になっちゃだめだ!って言い聞かせたけれど、言う事を聞いてくれなかった。
この曲が始まった瞬間後ろからすごい数のひとが突進してきて、大合唱になった。
リバの曲が一番盛り上がるのは少し悲しいことなのかもしれない。けれどその気持ちもわかるんだ....もちろんDPTの曲もよくできてるし盛り上がるし楽しい。
だけど、リバの曲は決定的に何かが違うんだよね。
リバの曲は人をこれ以上ないくらいに魅了し、同時に人を狂わせる。皆を見ていてそう思った。

Death on the~が終わった後隣りで一緒に見ていたAさんと抱き合う。全然涙が止まらない。Aさんが一緒にいてくれなかったら絶対もっと大変なことになってたよ・・・ありがとう!
タオルで顔を拭きながらThe Enemyだと頭が認識する。出だしがDidzだってことに初めて気づいた!1回歌い始めて中断してCarlともそもそなんか言い始めて(頭が回らず聞き取り不能)
再び歌い始めた。この曲、すごく好きなんです。ちょっとポップ入ってCarlの跳ねるような歌い方が魅力的!サビの部分はもちろん合唱!後半からがぜん盛り上がってきた感が。
続いてもまたまた大好きソングGin & Milk。この疾走感がたまらない~。サビはおっそろしく早いんだけど頑張った。頑張った自分。

そして......本当に、本当にびっくりした。単独ならわかるけど、フェスだし盛り上がる曲構成でいくだろうと勝手に思ってたからFrance(2ndのボートラ)は絶対やらないと思ってたのね。
だから歌いだしたときは泣くっていうよりただただ「やるの?!」って驚きがいっぱいで、
だんだん気を取り戻したというかんじ。Franceは前のリバジャパンツアーで最終日の京都だけでやった曲で、その時のCarlが忘れられない、わたしにとってはすごく思い出の曲。
今回はCarl一人じゃなくって、バンドの演奏が入ったnewバージョンだった!なんだか、リバのときの曲を皆しっかり受け止めて理解し合ってやっているように見えて、うれしかった......うん。
時計を見るともうすぐ終わりかも・・という時間。でも、まだあの曲やってないよ!
って思っていると、Anthonyがおもむろにトランペットを取り出したー。きたよー。
と思ったら出だし音出てない(笑)おいおい重要なところで君は。。。まあよしとしましょう。
さすがシングルの曲とあって盛り上がるし歌うひとも多い!うれしかったけど、この曲が出るってことは、そろそろ終わるんだな・・・っていうもの悲しさも頭から拭い去れなかった。
それに、ラストは絶対あの曲だし・・・・

Bang Bangが終わり、3人がゲイリーの方を向いてギターを弾き始める。
3人オーディエンスを背にして曲を始める、っていうのはリバ時代の定番みたいなもので、
わたしはそれが大好きで大好きで。なんでだろ、背むけるだけなのにね(笑)
もう、最初の弾き始め、ひとつの音だけでも「あの曲だ」って分かってしまう。
I Get Along。ずっとDPTが活動していっても、この曲が最後で、やり続けるっていうのは変わらないんだろうか。変わって欲しくない気持ちと、欲しい気持ちと・・・。複雑だったけれど、
曲が始まってからはそんな思いが全部消え去って、ただ楽しい!楽しい!最高!て気持ちだけ。結構単純(笑)最後なのは寂しいけれど、そんな湿っぽい感情を吹き飛ばしてしまうのが
I Get alongなんだよね。なんにもうまくいかないし、責められて呆れられてばかりだけど
そんなの気にしない、うまくやってけるはずなんだ......簡単な曲かもしれないけどわたしは幾度となく助けられてきた。ありがとう。ありがとう。何度言っても絶対足りない。それほどわたしは君たちに助けられたんだ。

すべての曲が終了して、みんながステージを去っていく。
寂しい気持ちがないと言ったら嘘になるけれど、わずか1時間もしない短い時間の間、
わたしは本当に幸せでした。だから未練はなかったよ。早くまた見たい!という気持ちはあるけれど。今度会ったらどれほど感謝しているかとか、どれほど好きかとか、ちゃんとみんなに伝えたい。本当にありがとう。これからもずっと大好き。

これでわたしの初めてのDirty Pretty Things体験は終了しました。

~set list~
01. Deadwood
02. Doctors and Dealers
03. If You Love A Woman
04. Wondering
05. Gentry Cove
06. Blood Thirsty Bastards
07. You Fucking Love It
08. Death On The Stairs
09. The Enemy
10. Gin & Milk
11. Last of the Small Town Playboys
12. France
13. Bang Bang You're Dead
14. I Get Along


単独並みの長い感想になってしまいましたが・・・・・・まとまらなかった・・・・
ここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございます。
感想お待ちしております。いつもいつもこんな感情むき出しの文章ですいません.......
その時の写真と、レポはこちら
by biggles | 2006-08-08 23:39 | gig & festival
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